情報の保存には変数をつかうことができますが、変数に保存される期間は一時的なものでとても短いです。たとえば、次回ログイン時まで情報を保存しておきたい、などの長いスパンでの保存には、Cookieを利用することができます。PHPでCookieをつかうには、setcookieという関数を使います。setcookieの引数は、以下の通りです。
Setcookie(クッキー名,値,保存期間,ディレクトリ,ドメイン,セキュア接続のみ,HTTPのみの接続);
基本的な使い方をするうえでは、3番目までの引数の設定だけで使うことができます。4番目以降は、セキュリティに関する設定となります。Cookieを扱うさい、セキュリティ面での配慮は非常に大切となりますので、とくにパスワードなどを保存するときには、正しい設定をおこなって情報を安全に管理するようにしましょう。
また、Cookieの設定は、HTMLのヘッダに含む必要があるため、あらゆる出力よりも先に実行されなければいけないことも忘れないようにしましょう。